2016年06月13日
西山泰平「お礼状と季節のご挨拶を活用しよう」
何と書いてよいかわからないなら、絵つき葉書を利用してはどうでしょうか。
これですと字が少なくてすむので、楽に書き出せます。
第一、風情がありますし、相手の目にもとまりやすいですね。
私も四季折々の絵のついた葉書をたくさん用意して、お礼状を始め、様々なおたよりに使っています。
書き出しの文に困ったら、ビジネスライクに「前略ごめん下さいませ。先日は……」で始めればよいのです。
前略では味けない、と思うかもしれませんが、書き出しに迷って遅くなるよりは、はるかに賢明。
ただ、かなり遅くなってしまった場合は、少し書き出しを工夫しましょう。
「前略」でいきなり本文に入るのでなく、「あの時はまだ雪が散らついておりましたのに、もう桜の季節になりました。すぐお礼をと思いつつ、雑務に追われておたよりが今日になってしまい、申し訳なく存じます」などと、季節の移り変わりを表現しながら、さりげなくお詫びの言葉を添えるとよいですね。
少し日数がたっていると、先方は名前だけではすぐ思い出せないかもしれません。
「○○のことでお目にかかった△△です」と、自分が何者かハッキリさせるのを忘れずに。
目安として、お目にかかってから十日以上たって出す時は、これを書いた方がよいでしょう。
西山泰平
これですと字が少なくてすむので、楽に書き出せます。
第一、風情がありますし、相手の目にもとまりやすいですね。
私も四季折々の絵のついた葉書をたくさん用意して、お礼状を始め、様々なおたよりに使っています。
書き出しの文に困ったら、ビジネスライクに「前略ごめん下さいませ。先日は……」で始めればよいのです。
前略では味けない、と思うかもしれませんが、書き出しに迷って遅くなるよりは、はるかに賢明。
ただ、かなり遅くなってしまった場合は、少し書き出しを工夫しましょう。
「前略」でいきなり本文に入るのでなく、「あの時はまだ雪が散らついておりましたのに、もう桜の季節になりました。すぐお礼をと思いつつ、雑務に追われておたよりが今日になってしまい、申し訳なく存じます」などと、季節の移り変わりを表現しながら、さりげなくお詫びの言葉を添えるとよいですね。
少し日数がたっていると、先方は名前だけではすぐ思い出せないかもしれません。
「○○のことでお目にかかった△△です」と、自分が何者かハッキリさせるのを忘れずに。
目安として、お目にかかってから十日以上たって出す時は、これを書いた方がよいでしょう。
西山泰平